朝6時半に起床。朝食の後8時ホテルを出発して、1時間かけてエジンバラの南にあるロスリンの町に向かった。この町にはハリウッド映画『ダ・ヴィンチ・コード』で有名になったロスリン礼拝堂(Rosslyn Chapel)がある。 ここは、1446年テンプル騎士団のサー・ウイリアム・セント・クレアによって建てらされた小さな礼拝堂で、内部は華美な彫刻、不思議な符号、テンプル騎士団にまつわる神秘的な伝説で満ち溢れていた。 ともかく壁面には謎めいたレリーフが数多くあり、映画以上に謎が多い、ミステリアスな場所であった。
次に、30分かけてスコットランドの首都エディンバラに行った。途中道路沿いに大きな馬のモニュメントがあったりして疲れた心を癒してくれた。 エディンバラは、町の中心を東西に走る線路を境に、南に中世の名残をとどめ歴史的建造物が集まるオールドタウン、北に18世紀以降に計画的に造られたニュータウンが広がっている都市で、ユネスコの世界遺産に登録されている。
まず、街の中心にあるプリンスィズ・ストリートに建つゴシック様式の塔スコット・モニュメント前で市内観光するための打ち合わせをガイドさんとした。 それからプリンスィズ・ストリート・ガーデンスを散策しながら新市街と旧市街の分岐点に立つ建物を展望した。
次に新市街東側にある小高い丘カールトン・ヒルに行った。 プリンスィズ・ストリートからの眺望は超素晴らしくエディンバラの旧市街と新市街の二つの町並みと、北海まで開けてるフォース湾まで見渡すことができる観光スポットで、市民の憩いの公園にもなっている。
この丘には、風格ある丸いドーム型の旧天文台やダグラス・スチュアート記念碑、パルテノン神殿を模した円柱だけが並ぶだけというナポレオン戦争での戦没者を記念した未完成の姿のままの建造物があった。
カールトン・ヒルの見学を終えてから車で、東側のエディンバラ城と西側のホリールード宮殿を結ぶロイヤル・マイルまで行き、そこから徒歩で旧市街のメインストリートを散策しながらエディンバラ城まで向かった。
この通りには中世の古い町並みが残されて、沢山のパブやレストラン、土産物屋が軒を連ね、大道芸人たちが観光客にパフォーマンスしてみせていた。
30分位ゆっくり歩いてやっとエディンバラ城に着いた。 キャッスル・ロック(Castle Rock)という岩山の上に立つこの城は、エディンバラの中心街を見下ろすように建っており、この首都のシンボルである。
見学後、ロイヤル・マイル歩いてグラスマケット近くの路地裏にあるしゃれたレストランで、白身の魚料理とコロッケ風の揚げ物を夕食にいただいた。