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 南仏の美しい村と港町のロマン 
 
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南仏といえばパリとは違った豊かな自然と陽光きらめく空は素晴らしく、訪れるところはみな別天地である。個性的な村々を訪ねて回ることは、南仏の旅の大きな魅力である。
ほとんどの村には古い建物がならぶ旧市街、一番高いところには教会、そして広場には泉がある。また、旅人をとりこにする港町など景勝地が多いのも南仏の特徴である。
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| プロヴァンスの村ゴルド | 
 
 
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| 趣のある石畳の風景
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マルセイユの港町
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(第1日目)
 
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 8月10日成田空港を午前11時過ぎに離陸して一路フランス・シャルルドゴール空港に向かった。予定の16時35分より30分遅れで到着した。
入国手続きを終えて、次の便まで約5時間近くあったので、同行者たちと一緒に空港のラウンジやアーケイドなどを見て時間を過ごした。
21時40分発マルセイユ・ブロヴァンス行きの飛行機に乗り込んで出発した。マルセイユには23時過ぎに到着した。荷物をpickupしてホテルに向かった。
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| シャルルドゴール空港にて | 
 
 
 
(第2日目)
 朝6時に起床して、朝食後8時にホテルを出発して様々な物語の舞台になったマルセイユ港をおとずれた。 
 
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| 多くの観光客でにぎわう港 | 
マルセイユ港にて | 
 
 
 この港は、紀元前600年にフォカイア人が先住民族を制してここに港を開いたところだ。その後ローマ帝国の支配、蛮族の侵入などがあり、港は覇権争いの舞台となったようだ。港を散策してから、約30分かけてエクサン・プロバンスに向かった。
エクス・アン・プロヴァンスは、町そのものが歴史の本に出てくる場所で、旧市街を歩いて回るだけで、その優れた歴史や文化遺産を見ることができる。 
 
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| サン・ソヴール大聖堂 | 
路面電車が走る旧市街 | 
 
 
 
 散策後、ポール・セザンヌのアトリエを見学した。このアトリエはセザンヌをもっとも身近に感じられる場所で、彼の絵の道具や、晩年の静物画の中で描かれたお気に入りの品々を見ることができた。ただ、プロバンスも東京に負けずに暑く汗を流しながら見学した。 
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| ポール・セザンヌのアトリエ入口 | 
 
 
12時過ぎに昼食を頂いた。ドーブ(牛肉の赤ワイン煮)はこの地方独特の料理で見た目より美味しかった。おいしいワインで頂く料理は格別である。 
 
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| 南仏の美味しい赤ワイン | 
ドープ料理 | 
トマトとチーズのサラダ | 
 
 
昼食後、1時間30分位かけて幻想的で南仏でも最も有名とされる桃源郷、ゴルドに着いた。 
丘の上にそびえる蜂蜜色の天守閣とそれを取り囲むこの美しい村はまるでプロヴァンスの陽光にかがやく天空の城である。 
 
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| 桃源郷ゴルドをバックに | 
美しい村ゴルド | 
 
 
 
生活感を感じさせないこの村は高い塀や壁の間を縫うように走る路地が多く、まるで迷路のようで、入口に戻るのが困難であった。 
このゴルドは以前行ったイタリアのバジリカータ州の町マテーラに似ていた。「消臭力」というコマーシャルにでてくるところである(笑) 
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| 迷路のような路地 | 
 
 
 
ゴルド散策後、約40分かけてアビニヨンへ向かった。4.3qの城壁に囲まれた町アビニヨンには夕方に到着した。 
明日はいよいよゴシック建築の「法王庁宮殿」を見学する。 
この日の夕食は城壁内にあるレストランでこの地方の名物ラタトゥイユ(野菜の煮込み)を頂いた。
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| 城壁に囲まれたアヴィニヨン | 
 
 
            
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