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ミャンマーのの旅(1)

ミャンマー連邦共和国(Republic of the Union of Myanmar)
面積 68万平方キロメートル(日本の約1.8倍)人口 6,367万人(2012/13年,IMF推計)
首都 ネーピードー
言語 ミャンマー語
外務省HP平成26年5月1日現在基礎データより

photo01.jpg 5月3日より6日までの3泊4日で、パヤー(仏塔、寺院)の国ミャンマーへ研修旅行を兼ねて訪問した。5年前に一度訪れているだけに、今回は前回と違い少しは余裕をもって旅することができた。(写真1 無数の仏塔や寺院が点在するバカン)

2度目の訪問で先ず感じたのは、5年前と違い想像以上に成長した国になっていたことだ。その代表的なのが、車の渋滞である。(写真2 車の渋滞する中心街) photo02.jpg ヤンゴン市内はまるで、東京を思わせるくらい車、車であった。住む人たちもかなり観光客慣れした感があったように思えた。

今回の旅は主に世界的にも貴重な仏教遺跡が立ち並ぶバカンを訪れることであった。それと大都市ヤンゴンのその後をもう1度見ることで、どう人間観の移り変わりを感じるか興味がある。

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精霊を祀る天空の寺院

(第1日目)

5月3日、午前11時全日空913便で成田空港をたって一路ヤンゴンへ向かった。(写真3 ヤンゴン国際空港)今回は経由地がなくダイレクトに行けるので6時間半位で到着した。タイから先に到着していた早川氏と合流して、ホテルに向かった。 photo04.jpg ホテルでは翌日からの日程を打ち合わせてから旅行社の社長とミャンマーの鍋料理を堪能した。 (写真4 早川旅行社長と夕食)

夕食はヤンゴン名物ごつた煮の鍋(肉、海鮮、野菜、豆腐、麺入りなど)で、好きな食材をケースから選び、それを入れて食べる料理で今ミャンマーでは人気のようだ。(写真5 鍋に入れる食材ケース)(写真6 ヤンゴン名物ごった煮鍋)

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(第2日目)

まだ日が昇らない朝早く、ヤンゴンの空港に向かった。午前6:10発エアーカンボウザ282便で、バカンに向かった。 (写真7 早川氏とバカン空港前にて)専用車で現地ガイドと共に1時間半位かけてポッパ山にある"天空の寺院ポッパ"に車を走らせた。 途中牛が引いて作るピーナツ油や椰子酒や椰子菓子作りの見学をした。(写真8 牛が引くピーナッツ油づくり)(写真9 椰子の実を取る職人)

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親子でやっているところで、娘さん2人も家族を助けて一所懸命働いているのに感動した。 村を出て40分位した地点に目的地であるポッポ山があった。 最初は分からなかったが、ふと遠方を見ると山の上に忽然とそびえる「天空の寺院ポッパ」が見えてきた。(写真10 そびえ立つポッパ山の寺院) 山の真下の小さな門前町に入っていくと露店を含めた店数十軒が軒を並べていた。(写真11 岩塔の真下にある門前町)

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精霊を祀る天空の寺院ポッパは、パガン王朝時代よりナッ(精霊)信仰の聖地とされてきた。この山は標高約1500メートルあり、寺院を頂上に置く岩峰は「タウンカラッ」と呼ばれる。 (写真12 タウンカラッへの参道入口)(写真13 精霊ナッ神を祀る)

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photo14.jpg 遠くから眺めるとなぜこんなところに寺院が建っているのか、チャイティーヨーと並ぶミャンマーの七不思議の一つに数えられているようだ。 山を登るには、ゲートをくぐり、参道口から階段を一歩一歩上がらなければならず、大変である。途中みやげ物屋がずらり並んでいる。(写真14 階段上に並ぶおみやげ物屋) そこを過ぎたら急こう配の階段の連続で、頂上まで30分くらいかかった。階段の両側に餌を狙って野猿が多くおり、観光者にとってはちょっと怖いものがある。(写真15 野生の猿たち) やっとの思いで頂上にたどり着くと、岩にへばりつくように寺院が建っていた。日本と違いミャンマーの寺院や仏塔はどれも金ピカで、いまいち信仰心を削ぐ感がある。(写真16 金ピカの仏塔前にて)(写真17 黄金の寺院前にて)

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昼食を山の下のレストランで摂り、休憩の後、ミンナントゥ村の小さな集落に立ち寄った。ここには古い遺跡の一つであるダヨッピィ寺院がある。 (写真18 ダヨッピィ寺院前にて)(写真19 黄金の坐仏像)(写真20 黄金の大仏像)

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photo21.jpg 中には四方に顔がそれぞれ違った大きな仏像が安置されていた。壁面に描かれている仏様がまた素晴らしかった。 寺院の外では何軒かのおみやげ屋さんがあり、親子、親戚で家計を助けるために働いていたのが印象深かった。(写真21 物売りの娘たち)

この日は一日中、43℃位の猛暑の中ポッパ山を登ったり、遺跡を見に回ったため、かなり疲れ果てた。ただ明るいうちにホテルに帰ったため、夕食前に1時間位ねることが出来たのは疲労を取るのには良かった。

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