ミャンマーという国を知るためにはパヤーへ行けといわれるくらいどこの町へ行ってもパヤーがある。90%が仏教徒だけに参拝者が次々にパヤーに訪れ祈りを捧げる様子が見られる。その総結集したものがこのシュエダゴォン・パヤーである。
参拝後、植民地時代から続くボーヂョーアウンサン・マーケットを行ったが、トルコやエジプトなどと違い、あまりにもごちゃごちゃして混雑していたのと、生鮮食料品の匂いなどで嫌気がさした。
次に川の中州に造られている「チャウタタウン/Kyauktan」に立ち寄った。ここは小さな村でヤンゴン川の支流に面した小さな集落だ。通称「水中寺院」と呼ばれ、善男善女が多く訪れることで有名である。そろそろ次の目的地タイのバンコクに行かなければいけないので車で空港に向かったが、突然相棒の早川氏がガイドのボボさんに「ミャンマーの占い師はよく当たるとうわさを聞いたが是非見てほしいので立ち寄ってほしい」と要望した。そこで急遽占い師がいる場所に案内してもらった。そこはいろいろな占い師の小屋が建ち並びその中でも行列をなす占い師のところに行った。しかし残念ながら多くの人が並ぶためすぐには無理だと言われた。あきらめかけて帰ろうとしたら並んでいる人たちが先にどうぞと譲ってくれた。ミャンマー人はなんとやさしい人たちだと感謝した。占い師は非常にやさしく丁寧に占ってくれ、私も早川氏も満足してこの場を立ち去った。名残惜しいヤンゴンを後に一路バンコクに向かった。
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